ブラックホールは有名だが、
ホワイトホールというものはご存知だろうか。
まず、ブラックホールというのは、
それが存在する位置から、ある程度の距離より内側において、
光も抜け出せない位の重力が発生している領域のことを指す。
又、ブラックホールの中心になればなるほど、
理論上、時間が遅く流れることになる為、
物質がブラックホールのある到達点に達すると、
永遠に止まって見えるようにらしい。
とは言え、ブラックホールというものは、
理論上でのみ存在するものであり、
現状では、実際に観測された記録は存在しない。
次に、ホワイトホールについてだが、
ブラックホールとは逆で、
物質を放出する領域のことを指す。
そもそもホワイトホールは、
ブラックホールが存在するということに対して、
一般相対性理論上に基づき、議論されているものらしいが、
ブラックホールで飲み込まれたものが、
ホワイトホールにて放出される。
と考えるのが理にかなっている考え方だろう。
また、「ワープ」という言葉があるが、
一説として、ブラックホールに入り、ホワイトホールから抜け出す。
という考え方がある。
その場合、ブラックホールに入る前の宇宙と、
ホワイトホールから抜け出す宇宙は、異なる宇宙であり、
この流れは一方通行である為、
二度と元の宇宙に戻ることはできないらしい。
このことに関連するもので、
「ワームホール」というものがあるが、
興味がある方は調べてみるのも良いだろう。
まだ観測もされていないし、実証もされていないが、
個人的には、ブラックホール・ホワイトホールの両方は
存在するものだと信じている。
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